冬風に 頬を打たれる 野っ原で  芽吹く命に 心震わす

 

 冬風に 頬を打たれる 野っ原で

 芽吹く命に 心震わす

 

 知識も技術も持っていない。何もないだだっ広い野っ原が広がる中で、足下に小さな芽があることに気付く。

 その芽の周りはちょうど土が禿げ、小さな地割れを起こしていた。それでも唯一の命として精一杯の英気を放ち、空へ向かって伸びていた。

 私は吹く風にただ打ちひしがれていた自分を省みた。小さな芽でも大丈夫。生きてる限り大丈夫。空から光、降ってきた。

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