両腕の重さが消えて人が舞う  拳に痛み罪の海原

  • 2020年8月28日
  • 海底
  • 2回

 

 両腕の重さが消えて人が舞う

 拳に痛み罪の海原

 

 

 知らない人を殴ったのは初めてのことだ。

 気がついたら私は両手を振り上げていた力の限り相手を殴っていた。

 はっと、気づいたときには私はベッドの上にいて、熱い吐息と首筋を流れる汗が夢であったことを知らせる。

 目が覚めてからそれが夢でよかったと思った。

 ただ、足下には首をなくした肢体が転がっていた。

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