新緑の芽吹く絨毯踏み荒らし  冠つくる幸せな時

 

 新緑の芽吹く絨毯踏み荒らし

 冠つくる幸せな時

 

 頭を踏まれても文句の一つも告げない雑花。命いっぱいの光を灯して、命は連綿と広がってゆく。何千という石を積み重ね続けて、この世はずいぶんと高く高く積み上がってきたようだ。

 ただそれも無数に点在する数多の世界線の一つに過ぎない。命の偉大さが世界で唄われるのと同様に、その輝きは手の中一つで完結し、それもまた世界と新しく生まれ変わり続けている。

 命は命として、存在は輝き干渉し続けていく。それはまるで日々の営みのように繰り返し積み重ねられ、太陽に記録される。

 命に愛が加わってゆく。

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