細道を かき分け進む 小さな手  踏みしめる土 足腰前に

 

 細道を かき分け進む 小さな手

 踏みしめる土 足腰前に

 

 目の前には鬱蒼と生え敷き詰まった雑木林が広がっている。地面は湿り、空から降り注ぐ太陽の陽射しは絶えず体を熱し、体力を溶かし流してゆく。

 今、この国は安住地のない雑木林のようだ。ここで腰を下ろして休んでもよいが、それではやがて蠢く自然の営みにより淘汰されるだけだろう。時代をうねる竜の背中に乗っているも同然の私たちは、回転、振動、遠心力の類いから振り飛ばされないように、必死に捕まる先を探さなければならぬのだ。

 そのために今、インターネットというのは非常にトレンド的な活躍をしている。これから先、社会はリモートワークに重心を移していくのだろう。これから先の時代でぽつりと取り残されないように、名刺を配るがごとく、サイトを喧伝すべくツール探しに奔放した。

 細道を太く、整備するがごとく。己の足腰をどこへもゆける強いものへと鍛えるがごとく。雑木林をかき分けて、前へ前へと進み行く。

 そんな一日だった。

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