触れもせず溶けるビニール泣く火火と  はしごが落ちるせんこうはなび

 

 触れもせず溶けるビニール泣く火火と

 はしごが落ちるせんこうはなび

 

 落日の都に住む。

 徐々に火が近づいている。

 私はいともたやすく闇へと落ちる。

 支えているのは、頼りない、蜘蛛の糸のような橋だ。

 その上に私は立っている。

 そこにいることが使命。

 その日は、刻一刻と、近づいている。

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