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短編

  • 2020年7月30日

焦夏

   先日まで、雨が続いており、もうすぐ八月が始まろうというのに気温は上がらず、いつ夏が来るんだ、という日が続いていた。そんなある日、突然ものすごい数の蝉の声が部屋の外から聞こえてきた。突然 […]

  • 2020年7月28日

いたずら双子

 可愛らしい緑色をしたエレベーターの扉。その横にある下向きの矢印をケイは押した。  ウィーン、という何の変哲もないワイヤーが引かれる機械音と共に、上部に設置された黒い数字版の光が、一から四へと向かい移 […]